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ピアノは「楽器の王様」と言われます。オーケストラの曲を一人でほぼ再現できることは、非常に大きな長所である点に疑いの余地はありません。ピアノという楽器からオーケストラが歌っている様に聴こえるのは、一種の「錯覚」に過ぎないでしょう。
この「錯覚を」を使ってどこまで聴き手の感性と共鳴できるのでしょうか?
名手リストが遺した、この輝かしい編曲の魅力に幻惑されながら「ピアノの指揮」に挑みます。
(菊地裕介)
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【トラックリスト】
1⃣-5⃣
エクトール・ベルリオーズ(1803-1869)
(フランツ・リスト編)
《ある芸術家の人生における逸話》
5部からなる幻想的な交響曲 作品14 (F. Liszt: S.470)
Hector Berlioz (1803-1869) / arr. Franz Liszt
« Épisode de la vie d'un artiste »
Symphonie fantastique en cinq parties, Op.14 (F. Liszt: S.470)
第1部「夢想 - 情熱」
1ère partie : Rêveries - Passions
1ère partie : Rêveries - Passions
第2部「舞踏会」
2ème partie : Un bal
第3部「田園の風景」
3ème partie : Scène aux champs
第4部「断頭台への行進」 - 幻影の第1景
4ème partie : Marche au supplice / 1ère partie de la Vision
第5部「サバトの夜の夢」 - 幻影の第2景
5ème partie : Songe d'une nuit du Sabbat / 2ème partie de la Vision
6⃣
フランツ・リスト(1811-1886)
《イデー・フィクス》
ベルリオーズの旋律によるアンダンテ・アモローソ S.395 (470a/1)
Franz Liszt (1811-1886)
« L'idée fixe »
Andante amoroso d'après une mélodie de Berlioz, S.395 (470a/1)
【演奏者】
菊地裕介(ピアノ)
Yusuke Kikuchi, piano
【録音】
2021年5月20~21日
三重県総合文化センター
ピアノ:Steinway D, No.527890
プロデューサー:瀬尾和紀(Virtus Classics)
エンジニア:山中耕太郎(Rec-Lab)
ピアノ調律:松本安生(Steinway Japan)
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【異才・菊地裕介が挑む「ピアノの指揮」ー 迫りくるピアノが幽世の風景を描き出す】
ベルリオーズの代表作「幻想交響曲」。"ある芸術家の人生における逸話"というタイトルが付されたこの作品は、自身の失恋体験を音楽に乗せて告白するというもの。各楽章にはタイトルがつけられており、彼の恋愛対象を示す旋律(イデー・フィクス idée fixe、固定観念、固定楽想)が至るところに姿を変えて現れます。ベルリオーズの持てる全ての管弦楽法の極意がつぎ込まれたこの作品、オーケストラの多彩な響きが極限まで用いられています。
この作品をピアノ1台で演奏できるように編曲(トランスクリプション)を施したのが、ベルリオーズの友人、当時のパリでピアニストとして人気を誇っていたフランツ・リストでした。「幻想交響曲」の初演を聴いたリストは、その規格外の大オーケストラでしか演奏できない「幻想交響曲」の衝撃を広く宣言するために、超絶的なピアノ独奏版を作ってみずから演奏し、作品の普及に努めたのです。
リストの編曲は、オーケストラの多彩な響きが余すことなく生かされており、この譜面を見たシューマンは「ピアノの音符からオーケストラの全ての楽器をイメージすることが出来る」と絶賛。ただし、演奏が困難であり、超絶技巧と音楽性を兼ね備えたピアニストでないと弾きこなすことは不可能な作品と言えるでしょう。
この菊地裕介の演奏は、ピアノが紡ぎ出す音のみで、幻想交響曲の持つ華やかさの中に潜む不気味さまでをも見事に表現しています。夢見るような第1部、華麗な第2部、寂寥と孤独の第3部、恐怖みなぎる第4部、狂乱の第5部…一連の流れの中から浮かび上がる恋人の姿(イデー・フィクス)は、オーケストラで聴くときよりも、聴き手の耳に鮮明な印象を与えることでしょう。ベルリオーズとリスト、そして菊地が創り上げた興奮の1時間をお楽しみください。
(NAXOS JAPAN)
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当社特別価格 ¥2,800 (定価 ¥3,080)
ykCD-12
光と影の織りなす色彩美を豊かに表現した待望のドビュッシー!
生涯にわたり自由と豊かな色彩表現を追い求めたフランスを代表する作曲家ドビュッシーが遺した、まるで音の印象絵画のような数々の美しいピアノ作品。パリ国立高等音楽院で研鑽を積み、フレンチピアニズムを継承するピアニスト菊地裕介が描くドビュッシー・アルバムが登場します。
収録曲には、ドビュッシーの作品で最も名高い「月の光」を第3曲に含む《ベルガマスク組曲》から、最晩年ショパンに捧げられた《12のエチュード》まで、演奏のみならず多岐にわたる活動を手掛ける菊地裕介ならではの、作品の隅々までこだわり抜いたピアニズムとドビュッシーの世界観を是非お楽しみください。
【収録曲】
ドビュッシー:
ベルガマスク組曲 L. 75
1 前奏曲 2 メヌエット 3 月の光 4 パスピエ
仮面 L. 105
喜びの島 L. 106
12のエチュード L.136
第1集 第2集
2018年9月13-14日 東京・稲城iプラザ にて収録
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当社特別価格 ¥3,000(税込)
OVCT-00154
巨匠、ミシェル・ベロフも絶賛した若き菊地のデビューアルバム!
このアルバムで菊地裕介が見せてくれるのは、フランス音楽の代表的傑作のパノラマです。詩的であると同時に、分析的、そしてテクストを十分に尊重した彼の演奏に私は類まれな喜びを覚えました。音の響きへの想像力の豊かさと、演奏技術のクオリティの特筆すべき高さによって、このアルバムは充実した豊富なディスコグラフィー中でもえり抜きの地位を占めるでしょう。(ミシェル・ベロフ)
これまでマリア・カナルス、ポルト、プーランクなどの国際コンクールで優勝し、2006年には歴史あるジュネーブ国際コンクールで上位入賞を果たした若き実力派、菊地裕介のソロデビューアルバムです。覇気に溢れる表現意欲と高い演奏技術を、表情豊かでかつ細部まで緻密な演奏に結びつける期待の大器であり、若い世代で最も注目されているピアニストの一人です。ラヴェルのラ・ヴァルスでは、作曲者による2台ピアノへの編曲を菊地裕介自身の多重録音で収録。まばゆいばかりの色彩感とオーケストラにも匹敵する音響効果を、見事なアンサンブルの上に披露しました。
【収録曲】
ドビュッシー: 《映像》第1集 (水の反映/ラモーを讃えて/動き)
ドビュッシー: 《映像》第2集 (葉ずえをわたる鐘の音/荒れた寺にかかる月/金色の魚)
ラヴェル: ラ・ヴァルス[2台ピアノ版]*菊地裕介自身の多重録音による
プーランク: 主題と変奏
フランク: 前奏曲、コラールとフーガ ロ短調
ドビュッシー: 月の光
録音:2007年10月29~31日 笠懸野文化ホール(PAL)
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COCQ-84407
ピアノの巨匠たちが求めた、バッハのもうひとつの姿
(レコード芸術 特選盤)
バッハのオリジナルの作品が、後世の作曲家の手によりピアノ作品として新たな魅力を得て生まれ変わってゆく模様を追う、菊地裕介のCD第2弾。菊地自身の編曲にブゾーニ編《シャコンヌ》をあわせた、「全曲ピアノ版」《無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番》が、真摯な演奏で特に心を打ちます。巨匠の時代のサウンドを色濃く残すニューヨーク・スタインウェイを極限まで弾きこなした意欲作です。
【収録曲】
1. J.S.バッハ(ラフマニノフ編):無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ 第3番 ホ長調 BWV.1006 より
〜プレリュード/ガヴォット/ジーグ
2. J.S.バッハ(マイラ・ヘス編):主よ、人の望みの喜びよ BWV.147
3. J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ 第2番 ニ短調 BWV.1004 より
〜アルマンド/クーラント/サラバンド/ジーグ(菊地裕介編)
〜シャコンヌ(ブゾーニ編)
4. J.S.バッハ(ケンプ編):シチリアーノ BWV.1031
5. J.S.バッハ原曲:6声のリチェルカーレ〜《音楽の捧げもの》BWV.1079 より
6. リスト:B-A-C-Hの主題による幻想曲とフーガ
録音:2009年2月17~19日 彩の国さいたま芸術劇場音楽ホール
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COCQ-84610
菊地独特の解釈と磨き上げられた技巧から体現されたシューマン!
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集第1弾、第2弾をリリースし、絶賛と注目を集める菊地裕介。今回はシューマンアルバムです。今回収録している「ダヴィッド同盟舞曲集」と「アレグロ」は2010年に全音楽譜出版社とのタイアップで菊地自身が校訂・解説をした楽譜が出版されており、教則的要素を持ちあわせたアルバムになっています。菊地独特の解釈と磨き上げられた技巧から体現された、個性あふれるシューマンを堪能できる1枚です。
【収録曲】
シューマン:
・ダヴィッド同盟舞曲集 op.6
・アレグロ op.8
・フモレスケ op.20
・トッカータ op.7
録音:2010年4月12~15日 富山・北アルプス文化センター
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OVCT-00068
菊地のライフワーク、ベートーヴェンソナタ全集の第1弾!
(レコード芸術 特選盤)
「今現在最も技術を持つピアニスト!」(清水和音 談)と言われる菊地裕介が、ライフワークとして取り組む、ベートーヴェンのソナタ全集の記念碑的な第一弾は中期のソナタ作品集です。
菊地自身が、「ベートーヴェンがこれら作品を作曲した同年代の感性で弾きたかった。そして今しか出来ない表現をした。」と語るように、今の菊地裕介というピアニストの全てが、これら作品集に表現されています。トリトンレーベルより確かな技術と天性の音に対する純粋さが、圧倒するピアニズムに込められた2枚組アルバムです。
【収録曲】
CD1 第16番、第17番「テンペスト」、第18番「狩り」、第22番
CD2 第21番「ワルトシュタイン」、第23番「熱情」、第24番「テレーゼ」、第25番「かっこう」、第26番「告別」
録音:2010年1月13-15日, 3月13-15日, 4月13-15日 富山・北アルプス文化センター
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OVCT-00064
ベートーヴェン全集第二弾、初期の楽曲を巧みに描く
ウィーンに出た青年ピアニスト、ベートーヴェンはハイドンのもと修行を積み、3つのピアノ三重奏曲を作品1として発表した。その翌年、作品2としてやはり3つのピアノ・ソナタを世に送り出した。揺るぎない個性を主張する一人前の作曲家ベートーヴェンとして、実に満を持したデビューであった。そして、以後30年近くにわたって生み出された全32曲のピアノ・ソナタの始点(debut) 。(菊地裕介)
【収録曲】
ベートーヴェン:ピアノソナタ
CD1 第1番、第2番、第3番、第19番
CD2 第5番、第6番、第7番、第8番「悲愴」、第20番
録音:2010年8月16-20日 富山・北アルプス文化センター
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当社特別価格 ¥3,000(税込)
OVCT-00076
ベートーヴェン中期前半のファンタジーとユーモアの世界を巡る
ピアノ・ソナタ全集第3弾「ファンタジア」では、中期前半の作品を菊地が持ち前の若さと卓越した技巧で弾き切ります。音の陰影をダイナミックに表現し、造形の立体感と、目を見張るようなスピード感を両立させた菊地ならではのベートーヴェンが聴き取れます。
「ベートーヴェンソナタ全集録音、開始から1年を経て、いよいよ後半へ突入しました。名声の高まりとともに苦悩の道を歩み始めた時期のベートーヴェンが残した、2曲の「幻想」ソナタをはじめファンタジーとユーモアの世界を辿ります。」(菊地裕介)
【収録曲】
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ
CD1 第4番、第9番、第10番、第11番
CD2 第12番、第13番、第14番「月光」、第15番「田園」
録音:2010年1月13日, 10月5-7日, 2011年1月27-29日 富山・北アルプス文化センター
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EXCL-00067
菊地の圧倒的なピアニズムと、息を飲む美音が際立つ名演
(レコード芸術 特選盤)
「ベートーヴェンピアノソナタ全32曲録音、録音開始から2年を経て、このたびやっと完成にこぎつけることができました。今回のアルバムにはベートーヴェンのピアノ音楽の究極の形態である第29番「ハンマークラヴィーア」などの後期作品が含まれています。」(菊地裕介)
【収録曲】
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ
第27番、第28番、第29番「ハンマークラヴィーア」、第30番、第31番、第32番
録音:2011年11月30-12月2日,12月27,28日 富山・北アルプス文化センター
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EXCL-00081
約2年で完成させた、菊地裕介のベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集は若きピアニストの鮮やかな感性と卓越した技術により独特なベートーヴェンの世界を築き上げ、各紙に高い評価を得ることになりました。この短い期間で全集を完成させましたが、さらにベートーヴェンの世界へ肉薄していきます。
ベートーヴェンの代表する2つの変奏曲を収録。菊地裕介はこれまでソナタで描いたベートーヴェンの色をさらに色濃く表現しています。存分に展開される菊地裕介のテクニックと華麗な音色は、聴くものを魅了。圧巻のピアニズムをお楽しみ下さい。
【収録曲】
ベートーヴェン:
15の変奏曲とフーガ 作品35(エロイカ変奏曲)
ディアベリのワルツの主題による33の変奏曲 作品120
録音:2012年1月25-27日 富山・北アルプス文化センター
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EXCL-00091
日本を代表するピアニスト清水和音との圧倒的なピアニズム。
(レコード芸術 特選盤)
日本を代表するピアニスト・清水和音とその清水が太鼓判を押す若手実力派の菊地裕介との2台ピアノ・連弾作品集のアルバムが実現しました。数ある2台ピアノ作品の中でも有名な組曲第2番は勿論、ラフマニノフ初期の作品でありながら極めて高い音楽性と表現能力、さらに、2台ピアノのアンサンブル能力が問われる組曲第1番「幻想的絵画」。ラフマニノフの要求する緻密なアンサンブル、当代きっての名手二人が繰り広げる丁々発止の駆け引きと、2台ピアノならではの演奏の醍醐味が臨場感豊かに繰り広げられます。
【収録曲】
ラフマニノフ:
2台ピアノのための組曲 第1番「幻想的絵画」作品5
2台ピアノのための組曲 第2番 作品17
6つの小品 作品11(4手連弾)
録音:2011年4月13-15日 静岡・ヤマハ テストスタジオ
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OVCT-00080
菊地裕介が切り拓く、色彩豊かなラヴェルの音楽
(レコード芸術 特選盤)
ラヴェルが遺した色彩豊かな音楽の数々は、きわめて繊細なバランスが要求されるハーモニーと、フレージングやリズムの微妙な間合いが見事に調和してこそ、初めて輝きを放ちます。
日本ピアノ界の若獅子・菊地裕介は類希な読譜力、並外れた音楽的センスとテクニックによってラヴェルの持つユニークな魅力はもちろんのこと、放たれる音色からはピアノの潜在的な魅力までを、余すことなく引き出しています。ラヴェルが書き記したピアノ作品の変遷を、菊地裕介の色彩豊かな音色でお楽しみください。
【収録曲】
ラヴェル:
グロテスクなセレナード
古風なメヌエット
亡き王女のためのパヴァーヌ
水の戯れ
メヌエット
ソナチネ
鏡
夜のガスパール
ハイドンの名によるメヌエット
高雅で感傷的なワルツ
ボロディン風に
シャブリエ風に
前奏曲
クープランの墓
【録音】
2015年2月5、6、9、10日
横浜・かながわアートホールにて収録
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OVCT-115