スペインの国民的作曲家グラナドス(1867-1916)の《ゴイェスカス》は、「ゴヤの絵画の場面集」という副題を持ち、<愛の言葉> <窓ごしの語らい> <ともし火の ファンタンゴ> <嘆き、またはマハと夜鳴きうぐいす> <愛と死> <エピローグ 幽霊のセレナード>の全6曲で構成されています。
20世紀の芸術は、人間のグロテスクでどろどろした本性や不条理から目をそらさず、真っ向から立ち向かおうとしました。《ゴイェスカス》は、それをさらにロマンティックなエロティシズムにまで昇華させた、円熟期 グラナドスの最高傑作です。
2016年春の演奏会に先立ち、この難曲の魅力や聴き所、演奏のポイントなどを、実演を交えて解説します。
エンリケ・グラナドス
時間 | 18:30〜20:00 |
会場 | 朝日カルチャーセンター新宿 |
料金 | 会員3,240円 一般3,888円 |
その他 | お問い合わせ:朝日カルチャーセンター新宿 JTB・交流文化塾 03-3344-1941 |