11月3日、ピアノフォルテ上大岡サロンにて菊地裕介 門下生発表会&ピアノリサイタルが開催され、年内最後となります菊地の単独リサイタルが終演いたしました。
リサイタルプログラムは下記の通りです。
前半はベートーヴェン ピアノソナタより2曲。
・第14番 Op.27-2「月光」
・第21番 Op.53「ワルトシュタイン」
どちらもサロンコンサートならではの、“息づかいの聴こえる演奏”を お楽しみいただけたことでしょう。
後半はベートーヴェン交響曲第7番 イ長調 作品92(リスト編曲)
音楽ドラマ“のだめカンタービレ”でも起用されたことで、とても耳馴染みのある第7番ですが、オーケストラとはまた違ったピアノ1台の編曲版となると、マエストロ菊地の色彩豊かな音は、何人もの奏者が違ったパートを弾いているようにも聴こえ、あふれてくる様々な形の音、様々な色の音に魅了されたことと思います。
最後に菊地は、このリスト編曲の交響曲のように、
“進化することをやめてはいけない。”
“挑戦することをやめてはいけない。”
と申しました。
次の菊地の“挑戦”にご期待いただき、本公演にお越しいただけなかった皆様もぜひ、次回公演に足をお運びいただけますと幸いでございます。
(N.K)