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2017年7月5日(水)

《ピアノテクニック講座 第3弾・第3回 》

at: レポート

2016年10月9日にスタートした3回シリーズ、
・第1回 タッチの基本
・第2回 フィンガリングの奥義
・第3回 ペダリングの魔法
上記の3テーマをセットに開催して参りましたが、本テーマは6月30日の第3弾・第3回をもって、おかげさまで好評のうち終了いたしました。

今回は時代の流れに沿って、作曲家ごとのペダルの使用法について。
また、この場合はどうするの?という疑問に答える等、場面場面での使い分けなどを説明しました。

左手はスタッカートだけど右手はレガートの時にはどうするか。
ギリギリまで指でキープし、ペダルと指の受け渡しを練習する方法。
時代ごとのペダルの在り方。
環境にあわせてペダルを使用する……等。

どういったグラデーションで踏みかえ、切りかえるかは、“光をどう混ぜるのか。輪郭をどのように浮かべるか”あるいは、“転換の方法として、効果を挟むのか。カットアウトするのかフェードアウトするのか”など、絵画や映画に例え、それらは“作り手”によって様々な方法があるということ。
ピアノ自体が苦手なもの(同じ音の繰り返し等)を補い、欠点(手でつかめる音域・範囲に限りがある)をカバーしてくれるものであるということ。
曲のキャラクターにあわせた“音作り”を助けるものとして、場面に応じた使い方(あえて濁らせる 等)が“表現”に大きく繋がるということ。
改めてペダルの様々な可能性に気づかされる機会になったことと思います。


次回、第4弾は新シリーズとして、
ピアノを弾くにあたって誰もが通る“曲・楽譜との出会い”から“練習方法” “暗譜方法”まで、
曲を仕上げるまでの流れに沿って学びます。
ご自身が曲を仕上げるまでの流れを見直してみませんか?
※ご希望の回をお申し込みいただけます。

第1回 7月21日
楽譜の読み方‐初めての曲との出会い-楽譜のどこに注目するか?-
第2回 8月18日
練習方法何を、どれくらい、どのように
-無駄、あるいは逆効果の練習をしていませんか?
第3回 9月15日
暗譜は得意ですか?苦手ですか?
-分析、観察、関連づけ、定着ー

皆様のご受講を、引き続きお待ちしております♪


※本講座内での録画につきまして※
受講者様による録画等での“動き”が気になるというご意見をいただきましたため、
第4弾より録画はご遠慮いただけますようお願い申し上げます。
また、HP掲載用レポート、及び広報のため、弊社スタッフが同席・写真撮影等させていただいております旨、ご了承くださいませ。

(N.K)