ー7月21日(金)
ピアノ テクニック講座は新シリーズがスタートいたしました!
ピアノを弾くにあたって誰もが通る“曲・楽譜との出会い”から“練習方法” “暗譜方法”まで、
曲を仕上げるまでの流れに沿って学びます。
第1回テーマは「楽譜の読み方‐初めての曲との出会い-楽譜のどこに注目するか?-」
どれだけの情報を譜面から得られるのか。
どの順番で注目していくのか。
♪シューベルト 即興曲 D 935 Op.142・第3番 B dur
を取り上げ解説いたしました。
“この和音ならこの指づかい”と、蓄積されたものや風景から想像してみる。
リズムやフレーズから、タッチを想像してみる。
「弾くのに精一杯」になってしまうのは、楽譜から音楽が“見えていない”からであると言います。
音符に取り掛かる前に必要な準備として、楽譜を開いたらできるだけ多くのインフォメーションを読み取り、それから音を出す……。
また、“初見法”のテキストを使用し、希望する受講者様に実際に弾いていただく機会を設けました。
初見法のコツとして、鍵盤を見ることだけに頼らず、幅の感覚を覚える必要性や、
効率よく弾けるようになるのに初見法が大事であるということに気づいて欲しい旨を菊地は申しました。
同時に、移調して弾けることの大事さは、違う調で出てきたテーマを見つけやすい等、
譜読みはデッサン力と同じで、一瞬でアウトラインを描けることも、じっくり細かなところまで描けることも、両方の力がないといけない。
譜読みは、“観察して感じる”ものであるとまとめられました。
次回、第2回は8月18日(金)です。
テーマは“練習方法”へ移ります。
「何を、どれくらい、どのように-無駄、あるいは逆効果の練習をしていませんか?ー」
→第2回 詳細
気になる回のみのご受講も可能です。
皆様のご受講をお待ちしております。
(N.K)