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2016年11月24日(木)

《ピアノテクニック講座》第3回「ペダリングの魔法」レポート

11月18日、ご好評いただいておりますテクニック講座の第3回目が開催されました。
第3回のテーマは「ペダリングの魔法」
ペダルの基本的な操作から、各時代、各作曲家に合わせた使用方法まで。
ピアニストは指先だけでなく、つま先までをも敏感に神経を巡らせなければいけないのだという意識を、再度認識させられる機会となったことと思います。
とはいえ足だけを気にしていれば良いわけでなく、本当に繋がっているところを途切れないよう、音と音の繋がりだけでなく、指と足との繋がりまでもを意識しなければなりません。
ペダルは繋いだり、響きを豊かにしたり、時間や距離、空間等の様々なものをあらわすツールであると言えます。
そして、音域で長さや深さなどの性質も変わり、鍵盤ひとつひとつとペダルとの繋がり、役割、効果、注意点に関わってくるのです。

ペダルという魔法を使うには、“耳とセンスに関わってくるものがある”と菊地は申しましたが、ペダルを使用するにあたり、アナリーゼをし、裏付ける知識をもとにする必要があります。
ペダルはオン・オフというスイッチではありません。
極限までピアノと“かけ引き”をするということ。指とペダルのほんのわずかな受け渡しの練習をすることが重要となってくるのです。

さて、3回にわたって行われましたこのピアノ・テクニック講座。
2017年1月より、応用編として第2弾が開催されます!
下記詳細より、日程等ご覧くださいませ。
応用編と題してはおりますが、第2弾からのご参加ももちろん大歓迎でございます!

ピアノ・テクニック講座第2弾詳細

皆様のご参加を心よりお待ちしております♪(N.K)