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2017年6月7日(水)

《ピアノ・テクニック講座・第3弾 第2回レポート》

6月2日、朝日カルチャーセンターにて、ピアノ・テクニック講座「フィンガリングの奥義」が開催されました。
今回はテキストを配布の上、ゼミ形式で行われました。
継続してご受講してくださるかたはもちろん、この日は新規でご受講のかたも大勢いらっしゃったこと、大変嬉しく思います。

さて、配られたプリントはある曲の一部を集めたもの。
“曲当てクイズ”をしながら進みました。今回取り扱いました曲目は下記の通りです。

♪ シューベルト 即興曲(Op.90 D 899 Es-dur)
♪ショパン エチュード Op.10-7 / Op.25-5 / Op.25-9
♪バラキレフ イスラメイ
♪ラヴェル 高雅で感傷的なワルツ
♪ラヴェル 鏡より
♪ラヴェル クープランの墓
♪スクリャービン 12のエチュード 第4番
♪ラフマニノフ ピアノ協奏曲 第3番 第1楽章

指定された指づかいに、「なぜそうなのか?」と疑問を持つこと。
書かれたものにも理由があり、その理由を知った上で1番良いものを見つけていく。
しかし、ピアニストが書いた曲は指に馴染むように書かれているのに、わざわざそれをバラバラにし、それが無駄なポジション移動を生んでいる。その“無駄”がさらに“難しさ”の原因につながっていく……。
今回は主に指づかいに着目した内容で、菊地は「難しいことはできない。大事なのは難しくない方法をみつけること」であり、「ポジション移動をを平均化したり、ごくわずかな動きで無駄を少なくすること」が重要であると話しました。
そして、菊地が実際つかっている指づかいとその秘密に迫ることのできる内容となりました。

次回、第3弾 第3回、詳細はこちらをご覧ください。
また、第4弾から新テーマとなりますので、こちらのテーマで開催されるのは最後となります。第3弾 第3回は“総まとめ”と言える回となりますので、初めての方もこの機会にぜひご受講してみてはいかがでしょうか。
皆様のお悩みが解決するかもしれません。

そして第4弾からの新テーマもご期待ください……!(N.K)