3月11日にやなか音楽ホール(東京)で開催した『菊地裕介presents vol.1 加々見茉耶』コンサートは東日本大震災からちょうど7年目にあたりました。
そこで、私たち株式会社演ではこのコンサートに際して、当日お集まりいただいた皆様、二人の出演者、それと私ども株式会社演とで少しでも復興へのご支援ができないものかと考えました。
そうした中、岩手県釜石市に未曾有の災害により甚大な被害を受けた故郷の姿を、写真や映像に撮り続けている「復興カメラ」という活動があるのを知りました。
被災地の定点にカメラを置き、被災直後の惨状から復興が進む現在までを地道に記録しています。そして、その記録をもって全国各地で写真展を開き、公開しているのです。
被災なさった方がその惨状を今見るのはまだ辛いことかも知れません。また、復興が進んだ今だけを皆様がご覧になっても今までの苦難の道のりに思いを
至らすことはできないかもしれません。
しかし、これが継続されていることより後世に悲惨な災害を伝える記録資料にもなり、同時に復興への希望の道筋を示す資料にもなると思います。
私たち株式会社演はこの活動に深く共感し、3月11日のコンサートの際に寄せられた皆様のご篤志に株式会社演の志を加えてこの活動に役立てていただきたいと決めた次第です。
4月3日に現地を訪れ、「復興カメラ」を運営する特別非営利法人 @リアスNPOサポートセンターにお届けしてまいりました。ここにご報告させていただきます。
【内訳】
入場料より 500×61=30500円
当日設置 募金箱より 12000円
株式会社演より 7500円
合計 50000円