菊地裕介のレッスンは、従来、自宅レッスン、および「演Academia」の形態で、対面個人レッスンを原則として展開してまいりましたが、
目下の情勢に鑑みまして、「オンラインレッスン」を開始いたしました。
「対面型」に加えて、「オンラインレッスン」においては、
「同期型」「非同期型」の2つの可能性が考えられますが、このたび「非同期型」の実施につきまして、菊地の弟子たちを通じてその有効性が確認されましたので、公募を開始いたします。
「同期型」につきましても、現在環境を構築中ですので、発表まで今しばらくお待ちください。
・非同期型オンラインレッスン
生徒さんには演奏、質問等の動画を録画していただきます。
生徒さんのYouTubeチャンネルに「限定公開」でアップロードしていただき、メール(またはLINE等)でURLと楽譜のPDFファイルをお送りください。
教師は一定の期限内に、それに対するサジェスチョン(改善提案、模範演奏等)を盛り込んだ動画を撮影し、
動画サイトVimeoにアップロードしたアドレス「プライベートリンク」と、楽譜に書き込みをしたPDFをメールまたはアップローダーにてお送りします。
サンプル動画はこちら(実際のレッスンはVimeoにアップいたします)
(https://www.youtube.com/watch?v=q5iZefEbuZY/)
(https://www.youtube.com/watch?v=l7L0dKs1Daw/)
(https://www.youtube.com/watch?v=a1E0ylVT44k/)
画質、音質は使用機材の制約をある程度受けますが、ビデオ通話よりはかなり良好なものとなります。
複数台のカメラを組み合わせることで、アングルの制約も少なくすることは可能ですので、今後の課題といたします。
教師は、曲の長さにもよりますが、生徒さんの演奏の気になる点を繰り返し聴かせていただき、より精細なチェックが可能です。
加えて、必要な時には過去の動画をチェックすることで、生徒さんの課題の進捗状況や、長期的な変化を俯瞰することができます。
また、これは生徒さんが対面レッスンを録画された際にも言えることですが、生徒さんも教師の提示した課題や模範を繰り返し見ることが可能です。
また、YouTubeおよびVimeoにアップロードすることで、レッスンがいつでも参照できるアーカイブ化されていくことは大きなメリットと言えます。
場所の制約がないだけでなく(インターネット回線が音楽室になくても大丈夫)生徒、教師とも時間の制約を受けません。
生徒さんはその時点での会心の演奏を送るもよし、あるいは、弾けないところに質問を交えながら撮影した動画を送ってくださるもよし、
教師は長年の経験に基づいて、適切なアドバイスをさせていただきます。
現時点ではご予約などは不要ですが、動画の作成についてなどご不明な点があれば、メールにてご質問に回答させていただきます。
( academia@ykpianoforte.com )
メール等にて動画のアップロードをお知らせいただきましたら回答までの期間とご入金先をお知らせいたします。
ご入金確認でき次第、ご回答を作成いたします。(ご入金後即日-3日程度)
10,000円/1セット
お送りいただく動画
5-10分程度
お返しする動画
約15分
20,000円/1セット
お送りいただく動画
10-20分程度(目安)
お返しする動画
約30分
(価格はすべて消費税10%込みです)
なお、以下はその他のレッスン形態について、それぞれの特徴のご説明です。
ご比較の上、ご検討くださいませ!
・対面型レッスン
東京の教室に出向いていただく、通常の「個人レッスン」です。
良い楽器(弊社の教室ではSteinway D-274フルコンサートグランド)、良い音響で、当然のことながら音質劣化はなく、息遣いなどの極めて細かいニュアンスまで聴き取ることができます。
互いにあらゆるアングルからあらゆる奏法を観察し、フィジカルな面を含めリアルタイムなコミュニケーションが可能で、
やはり楽器レッスンの基本であることには疑いの余地はありません。
開始、終了時刻を予約していただき、当日は演奏曲の楽譜2部を必ず持参してください。開始より3分程度は譜面などのセッティング時間になります。
レッスン料
10,000円/正味30分程度につき
曲目プログラムの目安(内容の深さにより差は出ます)
30分レッスン 演奏時間5分程度までのプログラム
60分レッスン 演奏時間15分程度までのプログラム
90分レッスン 演奏時間30分程度までのプログラム
120分レッスン 演奏時間50分ほどのリサイタル・プログラム
・同期型オンラインレッスン(近日中に開始予定)
単純に言えば「テレビ電話」を用いて、対面型と同じようにリアルタイムのレッスンをします。
アングルが固定されてしまうこと、音質が劣化することにより、レッスン内容の伝達には対面型レッスン以上の言語化の工夫が必要です。
音質や画質はインターネット回線の速度に左右されますが、おしなべて後述の非同期型には劣ります。
ただ、音楽のレッスンが一発勝負の舞台芸術の訓練である以上、対面型と同じく一発勝負であることは、最大のメリットとも言えます。
安定したインターネット回線を必要としますが、それさえ満たされていれば場所の制約を受けないため、スケジュールは対面型レッスンよりは柔軟な設定が可能です。(互いに移動を必要としないため)
本番前の、仕上がりチェックや、問題点を一緒に練習する。といった用途には最適です。
対面型と同じく、開始、終了時刻をご予約していただきます。楽譜はPDFでお送りください。セッティングにかかる時間も、対面型と同じ3分程度でしょうが、初回(または新機材の導入時)には時間外でセッティングのテストを実行させていただきます。
レッスン料(対面型と同じ)
10,000円/正味30分程度につき